雑誌 『vesta』(ヴェスタ)
食に関心のある人ならどなたでも楽しめる『vesta』
味の素食の文化センターが企画・編集する食文化の雑誌です。季刊誌で年に4回発行しています。『vesta』は毎号、ひとつのテーマを掘り下げる特集と多彩な連載記事から構成されます。料理やグルメから一歩踏み込んで食文化のことを知りたいけれど、漠然としていて自分の興味がどこにあるのかわからない。そんなときには是非『vesta』を手にとってみてください。『vesta』の目次はいわば食文化情報のショーウィンドウ。目に留まったページを開くとそこには深奥な食の世界が広がります。

コンテンツアーカイブ
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過去の特集記事をピックアップしてご紹介。
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vestaでは食文化の研究にまつわる文献を紹介しています。
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人気連載のひとつ、食文化研究の第一人者 石毛直道先生(国立民族学博物館名誉教授)のアーカイブです。
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2023.01.12
雑誌 『vesta』(ヴェスタ) 129号 来るべき未来の食
特集アドバイザー 村橋 勲(静岡県立大学国際関係学部 助教)
18世紀末、経済学者のマルサスは、人口増加に食料生産が追いつかなくなり、いずれ食料不足が起きるだろうと予測した。幸い、今のところこの予測は当たっていない。
今日、私たちは、品種改良、機械化、化学肥料や農薬の使用により、数十億人を養う食料を確保できるようになった。しかし、今度は、飽食というこれまでにない問題に直面している。 大量の食料を調達するため、大がかりで自然に手を加えた結果、地球環境が変わり、自然の恵みは稀少になりつつある。また、糖分や脂肪分の多い食品により肥満や不健康に悩まされるようになった。
新たな創意工夫と選択が求められている。問題を解決するのは、新たな食品技術か、食生活を変えることか、それとも、食料生産と自然のサイクルとの折り合いをつけることなのか。 今回の特集は、ふだんの食生活や食をとおした人間と自然とのかかわり合いについて見直す機会を与えてくれるだろう。
バックナンバー
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- 128
- 和菓子文化の魅力
- 橋爪 伸子(同志社大学 経済学部非常勤講師)
- 2022.10.12
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- 127
- 食とジェンダー
- 湯澤 規子(法政大学人間環境学部教授)
- 2022.07.12
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- 126
- ジャンクフードとスーパーフード 食をめぐる毀誉褒貶
- 太田心平(国立民族学博物館准教授)
- 2022.04.12
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- 125
- 世界の豆食文化
- 小磯千尋(亜細亜大学国際関係学部教授)
- 2022.01.12
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- 124
- 食の装い
- 朝倉敏夫(国立民族学博物館/総合研究大学院大学名誉教授)
- 2021.10.12
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- 123
- コロナと食文化
- 岩田三代(元日本経済新聞社論説委員兼生活情報部編集委員)
- 2021.07.12
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- 122
- 世界の台所
- 石毛直道(国立民族学博物館名誉教授)
- 2021.04.12
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- 121
- ほっとする食べもの―世界のコンフォートフード
- 石田雅芳(立命館大学食マネジメント学部教授)
- 2021.01.12
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- 120
- 日本の果物
- 中澤弥子(長野県立大学健康発達学部教授)
- 2020.10.12
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- 119
- 世界を旅する和食の今
- 髙田公理(武庫川女子大学名誉教授)
- 2020.07.13
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- 118
- 「多文化」化する日本の外食
- 太田心平(国立民族学博物館准教授)
- 2020.04.11
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- 117
- 食を「包む」
- 藤本憲一(武庫川女子大学教授)
- 2020.01.11
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- 116
- 調味料でめぐる各国の食
- 立石博高(東京外国語大学名誉教授(前学長))
- 2019.10.12
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- 115
- 刺激的な味ー日本の辛い食べもの
- 松島憲一 (信州大学学術研究院(農学系)准教授)
- 2019.07.12
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- 114
- 平成の食
- 中澤弥子 (長野県立大学食健康学科教授)
- 2019.04.12
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- 113
- 食をめぐる「もったいない」
- 髙田 公理 (武庫川女子大学 名誉教授)
- 2019.01.12
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- 112
- 食文化のサステナビリティ
- 太田 心平(国立民族学博物館准教授、アメリカ自然史博物館上級研究員)
- 2018.10.12
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- 111
- 食の分岐点
- 藤本憲一
- 2018.07.12
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- 110
- これからの日本茶
- 中村 順行(静岡県立大学特任教授、 同大学 茶学総合研究センター・センター長)
- 2018.04.01
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- 109
- つけもの文化
- 中澤 弥子(長野県短期大学生活科学科教授)
- 2018.01.12