Introduction
食文化入門講座
日本のすし文化
食文化入門講座について
若者層を対象に、講義・グループディスカッション・実習などを含んだ授業を行います。現代の食だけでなく、日本の食の歴史、そして世界の食文化へ広く関心を持つきっかけ作りをサポートします。留学予定の学生など、異文化交流を意識する方に最適なプログラムです。学校や施設に出向いて行います。
テーマ1 日本のすし文化
テーマ | 日本のすし文化 |
---|---|
概要 | すしの歴史や海外でのすしの人気などの講義、グループディスカッション、箸袋作りや巻きずし作りといった実習などを約90分で実施します。 |
寿司の講義(約20分)の内容は、第一人者である日比野光敏氏が監修しています。
講義の流れ
-
1
- 寿司の講義
- 歴史や海外での発展等の講義を受けます。
-
2
- 箸袋作り
- 和食の演出に役立つ箸袋を手作りします。
-
3
- ディスカッション
- 各自のアイデアをグループで話し合い、全体で発表します。
-
4
- 細巻き作り
- 海外で披露できるように巻簾で練習します。
-
5
- 興味をさらに深める
- すし文化へのアプローチの方法や具体的な資料を紹介します。
- ※資料は、下記の「参考文献」をご参照ください。
監修者について
日比野光敏(ひびのてるとし)氏
愛知淑徳大学教授、清水すしミュージアム名誉館長
専門分野:民俗学、文化人類学、博物館学、日本各地を歩き『食文化・すし』の調査研究を行っている。
著書:『すしの歴史を尋ねる』『すしのひみつ』『日本すし紀行―巻きずしと稲荷と助六と』ほか
受講生の声
受講生にアンケートを書いてもらいました。楽しさ・驚き・発見・食文化への関心等の声が聞かれました。
-
食文化を学びながら、のり巻きをいただくことができてとても楽しかった。家でも寿司巻をしてみたいと思った。
-
日本食についての理解をディスカッションなどもやりながら深められたのでとても良かった。
-
食文化について、日本人なのに知らないことがたくさんありました。とても興味深い内容で、ぜひ外国人の友達にも教えたいと思いました。
-
海外の方に紹介するためのプレゼンを考えた時に自分自身あらたな発見があって、興味深かったです。
-
普段何気なく食べている日本食を改めて振り返って食の大切さや楽しさを実感できました。
-
寿司の歴史を知り、はじめて聞いた言葉がいくつかあったので、もっと詳しく知りたいのと実際に食べてみたいなと思いました。
-
同じ「すし」でも世界中に色や形の違うすしがあるとわかりました。巻きすで巻いたのが初めてだったのでとても新鮮でした。
-
おすしにも様々なものがあり、それらは昔の人の知恵などを活かして変化し、現在まで続けて食べられているものだということが分かりました。