お知らせ
NEWS
- 2019.12.12お知らせ
- 英語ページに新しいエッセイがアップされました
- 2019.10.25お知らせ
- 特別公開講座「江戸の食文化」~江戸に学ぶ食の楽しみ(お申込みを締め切りました)
- 2019.10.12お知らせ
- 雑誌『vesta』 116号 「調味料でめぐる各国の食」発売されました
- 2019.10.10出版
- 食の文化フォーラム37「国民料理」の形成
- 2019.09.25お知らせ
- 錦絵が拡大して鑑賞できるようになりました

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東四柳祥子(著)『料理書と近代日本の食文化』2019年10月刊行 同成社
明治以後の西洋料理・(江戸時代も含めた)中国料理の受容、近代日本で家庭料理というジャンルがどのように成立してきたか、そして見落とされがちな子どもの食など、近代における日本の食を多方面から取り上げています。最終編では、国内外両者の視点をふまえ、日本料理観や日本料理の本質解明を試みています。日本料理とはいったい何かを考える上で、重要な一冊といえるでしょう。
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藤原一輝(監修)『ニッポンの地紅茶』2019年10月刊行 枻出版社
「地紅茶」という言葉が使われ始めたのは、1998年頃からで、以来、その地域ならではの特徴ある「地紅茶」の生産者は年々増え、2018年時点で742軒と10年間で7倍以上に拡大しているそうです。本書では全国の茶園の中から、茶生産の北限である宮城県石巻市や新潟県村上市、南は沖縄県うるま市までの141軒を取りあげ、茶園ごとに茶の特徴やパッケージ等をカラーページで紹介しています。
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オーレ・G・モウリットセン、クラフト・ストルベク(著)『食感をめぐるサイエンス 味や香りだけではない,もう一つのおいしさを探る』2019年8月20日刊行 株式会社化学同人
料理と味覚の関係を研究する「ガストロフィジックス」の専門家と一流シェフがコラボレーションし、食感が味の知覚にどう関わるかを解き明かしていきます。味覚・テクスチャー・食材の変化など、食感をめぐる科学の基礎がわかりやすく解説され、50のレシピと、原書"Mouthfeel:Hou Texture Makes Taste"(2017)にはない、日本語版オリジナルの食感レシピも掲載されています。
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飯野亮一(著)『天丼 かつ丼 牛丼 うな丼 親子丼』2019年9月刊行 筑摩書房
最近はご当地モノから海外の料理まで丼になっていますが、なんといっても定番は「五大どんぶり」。それをストレートな書名で刊行したのがこの本です。著者によると「ご飯の上におかずをのせる」というのが、そもそも「革命的」な食べ方だったのだそうです。先陣を切った「うな丼」以外は明治以降の誕生とあって、近代の史料が多く使われており、手元にも置いておきたい一冊です。
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B・M・FTことばラボ(編著)『シズルのデザイン』2017年8月刊行 誠文堂新光社
「シズル(sizzle)」という言葉はもともと、肉がジュージューと焼けているさまを示す言葉とのこと。本書によると、日本でのシズルワードは年々変化しており、例えば2003年、2007年、2012年、2017年での人気1位は、「ジューシー」→「コクがある」→「もちもち」→「もちもち」となっています。よく見かける食品パッケージをシズルワード毎に並べて掲載していて、楽しく読み進めることができます。

- 江戸の図書(古典籍)食に関する古典籍(一部明治時代)を、国文学研究資料館の協力によりデジタル化し、同館連携のもとWEB上でご覧いただけます。
- 料理の友中流家庭の女性を対象として1913(大正2)年に創刊された月刊誌です。表紙や目次、広告などをご覧いただけます。
- 明治から昭和30年代の図書当時の食品、レシピ、栄養、グルメガイド、雑誌等が館内で閲覧できます。