月刊 食道楽 十月号（第九年第十号）
1935年（昭和10年）
「食道楽」第九年第一〇号
題字 徳富蘇峰
表紙 三芳悌吉
口絵 A天民忌雅集
口絵 B幻太夫の図
月の船 田村西男 （一）
鵠沼雑記 子母沢寛 （二）
食道楽の阿蘇山（上） 横山健堂 （一三）
灯前酒後 城昌幸 （四）
お蕎麦とお鮨の漫談（上） 結城礼一郎 （九二）
爽涼二景（絵と文） 田中比左良 （一六）
徳利のあぢ 林春隆 （二二）
旅で喰つたもの 竹内尉 （二四）
食味と商略 川島金五郎 （二六）
家・肴・酒 大原外光 （八二）
強精の食物（一） 熊谷糧道 （五〇）
越後路より 二代目 玉川勝太郎 （九七）
幻太夫の饗宴（明治遊女伝） 永見文太郎 （五八）
アラビア料理異聞 ジヨーヂ・セバスチヤン （一八）
愛犬の大敵ヂステンバー 長谷川犬猫病院 長谷川寅男 （五二）
おきやあせ通信 名古屋支局 加藤博 （九〇）
松茸不狩記 白雲庵主人 （一〇四）
「四谷怪談」の話歌舞伎考証の1 筒井芳美 （三〇）
小松時雨 深谷延彦 （二九）
舌猫銀幕裏表 林幸次郎 （六六）
キヤベツのたより 森本鈍平 （六四）
橘の円師の思ひ出（三） 小春団治改め 林竜男 （八四）
当世落語家大鑑（四） 柳家小団治 （六二）
小半次だより 柳家小半次 （一〇六）
忍岡義賊廼散財 桂文都 （五四）
ユータ物語（二） 野村無名庵 （七二）
科江新鮭賦（絵と文） 水島爾保布 （六）
珍味物語 鶯亭金升 （六八）
花やかなセロリ 長編ユーモア完結篇 正岡容 （三四）
天民先生と「食道楽」（七） 片桐千春 （七六）
食味辻説法（一） 本山荻舟 （九八）
馬鹿になる稽古【長編読物】 平山蘆江 （八）
俳句新道 藤田初巳選 （八六）
川柳河岸 川上三太郎選 （八七）
街歌行灯 今井敏夫選 （八九）
小唄双紙 高橋掬太郎選 （八八）
「新東海道名物号」予告 （三二）
天民忌雅集 （一〇七）
葛飾より 正岡容 （一〇八）