食文化からブラジルを知るための55章

登録番号 | 057762 | 分類記号 | A3エ20 |
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叢書名 | エリア・スタディーズ 214 | ||
出版者 | 明石書店 | ||
発行年 | 2025.5 | ||
ページ数 | 350p 図版8枚 | サイズ | 19cm |
ISBN | 9784750359427 |
内容細目
世界の食文化 アフリカ大陸 中南米 ブラジル 食生活 食文化史 食事情 ブラジル料理 国民食 地方食 地方料理 郷土料理 郷土食 伝統料理 伝統食 フェイジョアーダ ムケッカ ミナス料理 フランゴ・コン・キアーボ リクリ ポルキロ マンジオッカ フェシュアーダ コジード・ペルナンブカーノ パダリア パネッテリア ワレニキ ジャガイモとカッテージチーズ入りの水餃子風料理 ホルブシ 米入りロールキャベツ ペイシャーダ定食 魚煮込み ピラゥン ライス スルビンのムケッカ 大型なまずのムケッカ バカリョアーダ バカリャウ フェイジョアーダ定食 フェイジョン&ライス 焼きそば おっぱいクスクス パモーニャ ピメンタ マンゴ栽培 タピオカ ダジーニョ チョコレート菓子 ブリガデイロ ベイジーニョ ソルベッチ トゥクピー マテ茶 グローボ ファリーニャ ファロッファ オレンジ ティラピア アサイー クラフトビール 珈琲 カカオ パット・ド・インペラドール バイーアのムケッカ エイの白身のムケッカ バヘアード ソパ・パラグアイア フェイラ ボーロ・デ・ヘイス オリーブオイル 牛肉とマンジオッカの煮込み アトラード・ジ・ヴァッカ 臓物の煮込み サラパテウ 牛足の煮込み カウド・ジ・モコトー ビッフィ・ア・パルメジアーナ ベイルート・サンドイッチ アルマナラ カンジャ ブラジルプリン 調理レシピ 令和7年 総論 世界におけるブラジルとその食文化 国の形成に並行して進化し、今も変容中 6つのバイオームと多様な食文化 地勢が育む食の多様性 多人種多民族国家の食文化 ダイナミズムから生まれる唯一無二の魅力 基層食文化 先住民インディオ食文化 伝統食と多様化による弊害 アフロブラジル料理 深くて長い結びつきの中で形成されたもの アフリカのブラジル料理 ポルトガル食文化 植民地本国の食文化もブラジル化 博物学者たちが体験した19世紀前半のブラジル食事情 主な移民食文化 イタリア移民の食文化 故郷の地方料理がブラジルでは一般化 シリア・レバノン料理 チェーン店の貢献と難民によるリセット 日本移民の食べ物からブラジルの食べ物へ 日本食のネイティブ化 日系人の食卓 南米大陸の中心で“ソバの出前”が流行るまで アマゾン開拓と日系食文化の普及 熱帯の野菜作りに「技あり」 アジア系移民料理 中国・韓国移民とオリエンタル料理ブーム ひっそりと受け継がれる東欧ウクライナ料理 ブラジル食文化直射 噛むほどに旨味広がる魅惑の塩漬け干し肉 気候の違いで生まれる味の地域差 シュラスコを巡る諸説と各地のご当地肉料理 肉のカットの仕方にも地方色あり 沿岸地方におけるシーフード熱愛文化 お魚大好きブラジル人も少なくない 広大な国土をつなぐ三大水系と淡水魚を嗜好する食文化 大型ナマズもピラニアも美味! バカリャウ料理 干しダラが彩る祝祭と1000のレシピ 国民食フェイジョアーダを巡って 「創られた奴隷料理神話」 ブラジル食の基本は“フェイジョン&ライス” 拘置所の“クサイめし”も同様 豊かな素材+チャレンジ精神=移民文化の成熟 ヤキソバの多義的パワー トウモロコシも先住民から受け継がれた食の文化遺産 マンジオッカと並ぶ主要食材 調味料の基本は塩・胡椒・ニンニク ポルトガルから伝わった味 香草も大好き ピメンタ(トウガラシ属)も多種多様 激辛から甘口まで色とりどり 多彩で豊かなフルーツ類 果物摂取不足の時代から何でもありの時代へ タピオカ、ポン・デ・ケイジョ 愛されるモチモチ感 ブラジル産チーズの奥深さ 地産地消から国際品評会受賞へ ブラジル版「ロミオとジュリエット」第26章 世界で一番コンデンスミルクが好き 菓子に使われ始めたのは1960年代から!? 砂糖大好き国民の形成と背景 砂糖とともに520余年 アイス類はフルーツ果汁ソルベ(ソルベッチ)が主体 様々な食材・食品加工の諸相 食の多様性の“根っこ”南米原産マンジオッカ 食の文化遺産の原点 マンジオッカ活用術 うまみ調味料、お菓子から蒸留酒まで マンジオッカ副産物第30章 ラード生産、オレンジ加工からパネトーネ産業まで イタリア移民が興した食品関連事業の三事例 養殖ティラピアとチリ産サーモン 水産品消費拡大の立役者 アマゾン原産アサイー 本場の食べ方と伝説、地域市場から全国市場へ アサイー副産物 パルミットやアサイー茶 ブラジルの畜産加工史をひも解く みえてくる意外な日伯関係史 内陸部乾燥地帯におけるヤギの多義的重要性 皮も肉もミルクもヤギ糞も 飲料 500年の歴史を持つ米州最古の蒸留酒カシャッサ 自然の多様性が与えた世界で唯一の個性 カイピリーニャの発祥の地はサンパウロ州内陸部か? 世界第3位のビール消費大国ブラジル ご当地材料を使うクラフトビールも進化中 コーヒー ブラジル産が支配する、世界で愛される飲料 再注目されるアマゾン産SDGsカカオ コーヒーを超えるマテ茶の歴史 富士山を望むお茶の里 “ワインベルト”の常識を覆すブラジル産ワイン 優越点は熱帯ならではのテロワール ブラジル産日本酒~創業90年のブラジル酒蔵 北部アマゾン ブラジル郷土料理の原点 北東部(ノルデスチ) 素朴な食文化と豊かな食材 南東部ミナスジェライス 金鉱と酪農が生んだ食文化 南部三州 ヨーロッパのアイデンティティに支えられた食文化 中西部 パラグアイなど隣国の影響も 暮らしの中の食文化 一日四食から一日三食へ 食事の回数と時間帯の変遷 古き良きパダリアと新参ベーカリーの台頭 ランショネッチとバール 庶民の生活に寄り添う食事処と居酒屋 外食文化 ブラジル外食文化が直面する激変 食卓を支えるフェイラの今昔 カトリック行事と食文化 美味しく楽しい宗教行事 サンパウロのレストラン 興亡激しい高級化とおしゃれ化と多様化と高額化 ブラジル食文化・食材の国際化 ブラジルの田舎料理に世界が舌鼓 文学者とブラジル食文化 民俗学者カマラ・カスクードの食文化研究 再評価される「ブラジルの柳田国男」 ジョルジ・アマードとマヌエル・ケリーノ ブラジル人類学の始祖をよみがえらせた国民作家 ヴィニシウス・デ・モラエスとパブロ・ネルーダ 食を愛した2人の詩人 ラフカディオ・ハーンとジルベルト・フレイレ 民俗学者ハーンとブラジル社会論 食文化からブラジルをもっと知るためのブックガイド
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