「おふくろの味」幻想

湯澤規子
「おふくろの味」幻想
登録番号055210分類記号A2イ60
副書名誰が郷愁の味をつくったのか
叢書名光文社新書 1240
出版者光文社
発行年2023.1
ページ数277pサイズ18cm
ISBN9784334046477
内容細目
日本の食文化 食文化史 食生活史 昭和時代 平成時代 令和時代 家庭料理 「味」から描かれる世界 「おふくろ」をめぐる三つの謎 「おふくろ」という言葉はどこから来たのか? 「おふくろ」と言っているのは誰なのか? 「おふくろの味」は誰がつくっていたのか? 「おふくろの味」とその時代 都市がおふくろの味を発見する 味覚を通じた「場所」への愛着 地名食堂の系譜 東京昭和の「おふくろ」たち 「おふくろの味」誕生の時代 都市における同郷団体の形成と「故郷観」 味をたずねる・味を読む トポフィリアとしての「おふくろの味」 農村がおふくろの味を再編する 「場所性」をつなぎとめる味という資源 変化する農山漁村 「おふくろの味」の再編 没場所性とのせめぎ合い 都市と農村をつなぐ味 「没場所性」への抵抗としての「おふくろの味」 「味」の継承主体とジェンダー 家族がおふくろの味に囚われる 「幻想家族」の食卓と味の神話 家族と食事の変遷 新たな食経験と故郷の変化のはざまで生まれる幻想 独りでつくる「おふくろの味」 家族というジレンマ 混迷する家族と食卓 低下する日常の価値 神話としての「おふくろの味」 ジャガイモをめぐる幻想 メディアがおふくろの味を攪乱する 「おふくろの味」という時空 1970年代まで 「おふくろの味」のつくり方 1980年代 百花繚乱の食の楽しみと苦しみ 1990年代 料理することと生きること 2000年代 「おふくろの味」という言葉の先へ 一皿に交錯する「おふくろの味」の現代史 「おふくろの味」を冠した書籍一覧

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