Symposium 公開シンポジウム

食の文化シンポジウム2011
おいしく語るアジアの食-『麺』からみる韓半島と日本の食文化-

2011年10月14日(金) 13:30 ~ 17:00

テ ー マ おいしく語るアジアの食-『麺』からみる韓半島と日本の食文化-
募集人数 250人
締め切り 締め切りました
会  場 韓国文化院ハンマダンホール (〒160-0004 東京都新宿区四谷4-4-10 TEL 03-3357-5970)
主  催 財団法人 味の素食の文化センター
後  援 駐日韓国大使館 韓国文化院
テーマ 「おいしく語るアジアの食-『麺』からみる韓半島と日本の食文化-」
中国で生まれアジア各地に伝播した「麺」は、韓半島、そして日本の風土の中で独自の発展と食文化をつくり上げてきました。本シンポジウムでは、韓国と日本の「麺」の歴史、知恵、文化をひも解き、その共通性と独自性について語りながら、互いの食文化への理解を深めていきます。

基調講演1 「東アジアの食文化」 (国立民族学博物館名誉教授 石毛直道氏)
基調講演2 「韓半島の麺の歴史にみる知恵と食文化」(全州大学校教授 韓福眞(ハンポクジン)氏)
基調講演3 「日本の麺の歴史にみる知恵と食文化」(伝承料理研究家 奥村彪生氏)
パネルディスカッション
コーディネーター:朝倉 敏夫氏(国立民族学博物館教授)
パネリスト:韓福眞(ハンポクジン)氏(全州大学校教授)
      奥村彪生氏(伝承料理研究家)
      蔡淑美(チェスンミ)氏(韓国料理研究家)
      赤堀博美氏(赤堀料理学園校長)
司会:守屋亜記子氏(川崎医療福祉大学特任准教授)

REPORT

 

麺文化から両国の食を語る
「日韓食の文化シンポジウム」を開催
 
財団法人 味の素食の文化センターは、10月14日(金)、韓国文化院ハンマダンホール(韓国大使館内)において、「日韓食の文化シンポジウム<おいしく語るアジアの食-『麺』からみる韓半島と日本の食文化>」を開催しました。今回のシンポジウムはグローバルな食文化の交流を目指して行われたもので、2007年のタイでの開催に次いで2度目になります。当日は、韓国への関心の高さもあり200名を超える方々が参加されました。 
 
第一部の基調講演では、まず、石毛直道氏が、中国からアジア各地域への麺の伝播に関する全体的な見取り図を示されました。その後、韓福眞氏と奥村彪生氏が、中国から伝播した麺が、韓半島そして日本の風土の中でどのように発展し、独自の食文化をつくりあげてきたかを話されました。 
同じそば粉をとっても韓国では押し出し麺、日本ではそば切りと全くことなった麺が生み出されたこと。また、一方で韓国の切り麺には日本の影響が見られ、今日では、だしは肉汁でなく煮干だしが一般的になっていることなど、日韓の食文化を比較する中で興味深い発見が数多くありました。 
 
パネルディスカッションでは麺の原料・製法・調理方法、だし・スープ、うま味に対する嗜好などのテーマについて活発な議論が交わされました。また、日韓のインスタントラーメン比較や、健康と麺食といった今日的話題にも触れ、互いの食文化やその知恵や工夫に対する理解を深めました。 
 
 味の素食の文化センターは豊かな食文化への貢献を目指し、これからもさまざまな取り組みを通じて食文化の普及・啓発に努めていきます。 
 
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基調講演をされる石毛直道氏(国立民族学博物館名誉教授)
 
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基調講演をされる韓福眞氏(全州大学校教授)
 
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基調講演をされる奥村彪生氏(伝承料理研究家)
 
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パネルディスカッションの様子 
コーディネーター:朝倉敏夫氏(国立民族学博物館教授) 
パネリスト:韓福眞氏(全州大学校教授) 
      奥村彪生氏(伝承料理研究家) 
      蔡 淑 美氏(韓国料理研究家) 
      赤堀博美氏(赤堀料理学園校長) 
(司会:守屋亜記子氏(川崎医療福祉大学 特任准教授))