公開講座

第40回 日本の正月祝い膳 ー年神様と共食する「雑煮」を中心にー

2014年12月13日(土) 14:00 ~ 16:00

講師: 伝承料理研究家 奥村彪生 氏

募集人数60名(先着順)
締め切り募集終了
参加費用無料
会  場味の素高輪研修センター会議室(港区高輪3-13-65)
問 合 先食の文化ライブラリー/電話:03-5488-7319
今日、正月料理=おせち料理 のように思われがちだが、本来の主役は「雑煮=烹雑」である。 雑煮の誕生は室町の頃で、上級武家の婚礼における「引き渡しの儀(お色直し)」に出されていた記録がある。そして、正月を雑煮で祝う記録が登場するのも室町時代である。江戸の元禄以降、全国に広く普及するようになった雑煮が、現在のような形に定着したのは明治後半であり、以後大きな変化はない。これは、和・洋・中「なんでもあり」的な昨今のおせち料理とは対照的である。 本講座では「雑煮」の成立の歴史を資料に基づいて紐解き、全国各地の「雑煮」の特徴をビジュアル資料とともに紹介する。さらに、「重詰料理」や皇室の「花びら餅(包み雑煮)」についてもふれる。

申し込方法
FAX 03-3445-7965 または、
葉書でお申し込みください。(〒108-0074 港区高輪3-13-65 味の素食の文化センター公開講座係宛)受講票を郵送いたします。
 
必要事項
①氏名(フリガナ)
②受講票送付先(郵便番号・住所) 
③所属・お仕事
④電話番号(※緊急連絡がとれる番号)
⑤本講座をお知りになった方法

FAXによる申し込みの方はこちらのPDFをダウンロードしてご使用ください。

REPORT

第40回 食の文化ライブラリー公開講座
「日本の正月祝い膳―年神様と共食する「雑煮」を中心に」

 

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講師:奥村彪生氏

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―当日資料よりー

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祝儀肴 数の子、黒豆、田作り

 

 

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第11代将軍徳川家斉の雑煮

 

 

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島根、米子、伯者、鳥取地方 小豆汁雑煮

 

 

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岩手県宮古 くるみ雑煮

 

 

雑煮マップ

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