『vesta』66号「毒のある食べもの -私たちはどうつきあってきたか-」

『vesta』66号

「毒のある食べもの -私たちはどうつきあってきたか-」

2007.04.10
責任編集 飯野 久和(昭和女子大学 大学院教授)


自然界には有毒のものが少なくない。
それを人間は選別・栽培し、また調理や加工をほどこして食料としてきた。
今回はそんな毒のある食べものをめぐって、先人たちが生み出した生存の知恵や技術にスポットをあてる。

 

総括 毒のある食べもの―私たちはどうつきあってきたか―  飯野久和
歴史学・技術史からみた植物の栽培化  宮地正人
アマゾンにおけるキャッサバの毒利用  丸山浩明
ソテツを食べる人々―アクヌキ技法と暮らしの文化  増田昭子
調理とあく  藤木正一
カラー 人間だけの食べもの―栃の実のアク抜き
貝類の毒  塩見一雄
神からの贈り物「毒きのこ」  横山和正
有毒植物と漢方  御影雅幸
ヒトに備わっている「解毒」機能  飯野久和・渡辺睦行
食品添加物はキケンか  西島基弘
毒のない毒  丸井英二
フグを食べてきた日本人
安全なフグを食べる―新しい伝統食品の復活を目指して  野口玉雄
カラー 危険を避ける「ことわざ」の知恵 
カラー 薬の広告にみる「食い合わせ」
 
〔レギュラー〕
 アラブ・イスラム世界の饗宴③ デザートとカターイフ 前編  堀内 勝
 エッセイ茸鍋の条件  塚谷裕一
 海外「食」レポート⑧(最終回)韓国 在来市場  守屋亜記子
 インド カレー  ヤニック・小原
 文献紹介 渡部忠世著『百年の食 食べる、働く、命をつなぐ』  佐藤洋一郎

 

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