Classic Books 明治から昭和30年代の
「雑誌」

料理の友 第十六巻 第五号

1928年(昭和3年)

表紙...山本五常
口絵
新築の披露を兼ねて立食の饗応
出世を希ふ武者料理
静物
セル代りに軽い女児用スエーター
優雅なマクラメの手すさびいろいろ
全国女学校めぐり(東京家政学院)
食道漫談
江戸子の膳に上れる初鰹と筍...和田邦夫
食味の発句...萩原又仙子
舌の上の想ひ出(承前)...平山蘆江
新緑の香に相応はしき鮨と膾...食山人
料理研究欄
此の月の料理に就きて
出世を希ふ武者料理...村井政善
勇まし尽しの鯉料理...利根藍子
あっさりと美味しい一皿料理...大町とく子
新婚の夫婦を招いて晩餐会...大日本料理研究会
鉄化鮨と烏賊鮨...土田かほる
晩酌向すっきりしたお吸物五種...花岡
初鰹の江戸前料理...大日本料理研究会
四十銭で美味しいランチ...武田すみ子
出盛りの筍、蕗、ぜんまいのお料理
五月晴の日曜に賑かな昼餐会...小林収之
若葉越しの月を肴に晩酌...大日本料理研究会
新築の披露を兼ねて立食の供応...大日本料理研究会
食欲のないこの頃の香辛料理...田川
一テーブル十円で支那料理の宴会...城和子
離乳期前後の副食物...不二子
上戸党を喜ばす酒の肴...葉月
若葉晴々しいこの頃御婦人のお集り手軽な趣向...佐久良
海草類の美味しい食べ方...三木信子
ビタミンを生かす一週献立...高島節子
病人料理
脚氣を未然にふせぐ食物
頭を使ふ胃腸弱き人々の食事法
有熱時に美味しくいただけるお菜
筍、玉子、鯛、莢豌豆、三つ葉で洒落れた酒客の御馳走
一汁一菜の献立五日間
替り御飯四種
誰方にも容易く出る西洋一品料理
お茶漬のお菜
口当りさわやかなサラダ
新蚕豆の変ったいただき方
美味しい酢の物レモン酢、わさび酢、三杯酢
あっさり食べさせる天婦羅五種
菓子と飲物
武者人形にお供へするお柏と粽
ストローベリーの頂き方
デセールとサブレー
果物でお菓子数種う
晩春の飲物
口当りよい季節物烏賊料理
美味しい筍御飯の炊き方
ビリっとして喜ばれる山葵和
五月のお漬物
問答欄
普選が婦人に与へた公憤...奥むめお
学窓から覗いた社会と実社会とについての感想 応募原稿
調理化学...農学士 朝井勇宣
衛生上有利なる新しい硝子の話...工学士 小林五郎
食物による産児調節法...帝大農学士畜産学教室 山崎光美
伝染病予防の心得
九星より観たる二月の運勢...田畑大有
冬困る喘息の手当...藤井善継
実際欄
優雅なマクラメの手すさび、草履、柱掛、手提...平井由香子
赤ちゃんのお靴...T子
セル代りに軽い女子用スエーター...平井由香子
晩春のお化粧と髪の結び方...早見君子
トマトの作り方...浅川英一
蕨や苺の有効なかこひ方...坂内又藏
(童話劇)お人形故に...元島英三
(支那物語)魯の秋胡が妻...又仙子
(長篇小説)恋愛行進曲...中村武羅夫(寺島紫明晝)
俳句欄
読者の声