Classic Books 明治から昭和30年代の
「雑誌」

料理の友 第十二巻 第七号

1924年(大正13年)

口絵
御霊を祭る孟蘭盆の精進料理
涼味たっぷりのビールのお肴
牧場
便利に考案された台所と風呂場
結納用目録の書き方と包紙出来上り
青葉の木陰で気の利いたガーデンパーチー
 
料理に関する趣味
棚機祭の今昔…武島羽衣
茶道の真髄と精神修養…子爵 石黒忠悳
漬物は最良の消化剤…農学士 井上正賀
夏の川魚のはなし…東京帝大助教授 田中茂穂
 
料理研究家欄
此の月の料理について
七月の台所暦
雅趣ある七夕の小宴…大日本料理研究会
晝餐にもよい夏向西洋料理…大日本料理研究会
美味しそうな茄子と胡瓜のお料理…大町とく子
御霊を祭る孟蘭盆の精進料理(口絵参照)…大日本料理研究会
涼味たっぷりのビールのお肴(口絵参照)…小林収之
夏の典を添えるアイスクリームとミルクセーキ
鳥一羽を利用した瀟酒な酒肴料理…立花百合子
新鮮な野菜で惣菜向西洋一品料理…藤島香久子
夏の衛生的飲料…小川
涼風を浴びながら家庭的晩餐の御馳走…大日本料理研究会
七月のお漬物…厚木きみ子
家庭で出来る食パンの拵え方…磯原染子
湯上がりに淡泊した晩酌の用意…村井政善
充実な缶詰の和洋料理…田川琴子
青葉の木陰で気の利いたガーデンパーテー(口絵写真参照)…大日本料理研究会
滋養豊富毎日の惣菜(一ヶ月分)…武田澄子
土用の丑の日に鰻と鱒の蒲焼
あっさりとした夏のお惣菜…城和子
手づから穫った川魚で食膳の珍味…花岡須磨子
冷たい寄菓子いろいろ
滋養と美味を兼ねたスッポン料理…大日本料理研究会
お刺身代わりに口当たりよいお酢の物いろいろ
料理問答
 
家庭欄
衛生
夏の公園と都会生活…林学博士 本多静六
若き母に捧ぐ…薬学士 檳榔子訳
チブス患者を出さぬ様にするには…医学博士 宮川米次
 
趣味
趣味から見た地味な女と派手な女…高須芳次郎
楽しく暮らした夏の思い出
{山に親しみつつ…野口草笛
{血の池地獄…平山蘆江
電送写真とは…三菱商事株式会社機械部
台湾の珍果…堀切参郎
 
実際
便利に考案された台所と風呂場…O子
結納包紙折方
姿見の前…吉田不二
中元の贈答について…三宅やす子、遠藤夏子
読者の声
 
文芸
(童話)大きいクロースと小さいクロース(お伽噺)…O訳
(歴史小説)きゃらの香…敏子
(小説)燕は帰る…長田幹彦
愛読者皆様に御願い申し上げます