Kawara-ban
- トップ
- 食文化を知る・学ぶ
- Kawara-ban
- October, 2015
Kawara-ban
October, 2015
今月のコラム
わたしたちが、見たり、聞いたり、食べたことを紹介します。

「秋山徳蔵・渾身のザリガニスープ」
(監修:株式会社トワ・スール脇雅世 料理再現:株式会社明治記念館調理室 洋食部総料理長 青柳義幸)
11月2日(月)より、食文化展示室で「天皇の料理番 秋山徳蔵メニューカード・コレクション展」を開催します。あのザリガニ脱走事件(大正4年大正天皇即位の大礼)の時の晩餐料理も食品サンプルで展示します。
今月のおすすめ本
新旧図書の中からスタッフが「これぞ!」というオススメを毎回ご紹介します。
<新刊図書から>『クリと日本文明』元木靖 海青社 2015年8月刊行 地理学的研究をベースとして、日本の文明史的視点に立ってまとめられた栗(クリ)の本。分布や栽培、品種などの話をはじめ、タイトル通り、日本人とクリとのかかわりが丹念に描かれた本。クリ菓子産業の発展や、海外(イタリア・フランス・韓国・中国)の話題もあり。クリを食べるだけでは飽き足らないあなたに贈りたい1冊。 |
<秋の味覚!マツタケに関する本>秋といえば、キノコ。そして王様とも言える存在がマツタケ。何がそんなに日本人の心をひきつけてきたのでしょうか。こんな本を読めば、マツタケの味/香りもひとしお!? 『まつたけの文化誌』岡村稔久 山と渓谷社 2005年刊行 『「マツタケ」の話』小川真 築地書館 1984年刊行 『善さんのこれがキノコ料理だ』今善一・今善教 無明舎出版 1996年刊行 |
<岸朝子さん追悼>「おいしゅうございます」のフレーズで親しまれた食生活ジャーナリストの岸朝子さんが、9月に亡くなりました。幅広いご活躍と人間的な魅力に迫る図書をご紹介します。 『全国 五つ星の手みやげ 新訂版』岸朝子(監) 東京書籍 2014年刊行 『日本の食遺産』岸朝子 ワニブックス 2006年刊行 『このまま100歳までおいしゅうございます』岸朝子 東京書籍 2013年刊行 岸朝子さん関連の「vesta」掲載号は以下の通りです。 |
ちまたの食のイベント・情報
目に付いたものをスタッフの独断と偏見でピックアップしています。
<映画>
一献の系譜(9/26公開)
ステーキ・レボリューション(10/17公開)
料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命(11/14公開)
第6回東京ごはん映画祭 (10/31〜11月13日)
<展示>
未来食 食に関する3つのストーリー展 謝琳 + 間島領一 + 品川明(LIXILギャラリー 9/3〜11/24)
群馬県立自然史博物館 第50回企画展「たべる。」(10/3〜11/29)
東京海洋大学品川キャンパス図書館第11回展示「サケ中骨缶詰ストーリー」(10/23〜12/7)
<面白サイト>
一般社団法人和食文化国民会議
変わる食 変わる家族
立命館大学食総合研究センター