食べものから学ぶ世界史

平賀緑
食べものから学ぶ世界史
登録番号053158分類記号H2 10
副書名人も自然も壊さない経済とは?
叢書名岩波ジュニア新書 937
出版者岩波書店
発行年2021.7
ページ数13p,181pサイズ18cm
ISBN9784005009374
内容細目
食料経済 農業経済 世界 食料問題 食糧問題 フードシステム 食べものから資本主義を学ぶとは 食と農の現実 食べるための働き方も変わった 資本主義とは 食べものから世界経済の成り立ちを学ぶ 農耕の始まりから近代世界システムの形成まで 農耕の「神話」と穀物の役割 大航海時代と重商主義 資本主義と産業革命の始まり 砂糖の世界史 小麦粉も世界商品に 英国中心の第1次フードレジーム 山積み小麦と失業者たち(世界恐慌から米国中心世界の成立まで) 自由放任主義による競争と過剰生産 作りすぎて「恐慌」に 戦争特需と景気の過熱から世界恐慌へ 大恐慌への新しい政策対応 食べ過ぎの「デブの帝国」へ(戦後~1970年代までの「資本主義の黄金時代」) 大きな政府の下で「資本主義の黄金時代」 農業・食料でも大量生産+大量消費 「デブの帝国」:安くした穀物で糖分・油・肉・乳製品を 米国中心の第2次フードレジーム 世界の半分が飢えるのはなぜ?(植民地支配~1970年代「南」の途上国では) 「飢餓」:その現状 「南」における食と資本主義の歴史 「緑の革命」:工業的農業モデルを途上国に輸出 まとめ 日本における食と資本主義の歴史(19世紀の開国~1970年代) 近代前の「糧飯」 開国と近代国家建設プロジェクト 近代的な日本食品産業の誕生 第一次世界大戦~第二次世界大戦(1914~1945年) 戦後日本の食と経済 日米政府と業界による消費増進キャンペーン 小麦粉や油を多用する食品産業の発展 中国のブタとグローバリゼーション(1970年代~現在) 1970年代初めのショック 新自由主義とグローバリゼーション 中国のブタが世界を動かす? 日系総合商社のグローバル戦略 日本政府も日系企業のグローバル展開を後押し 第3次フードレジーム? 気候危機とパンデミックの時代に経済の仕組みを考え直す お金では計れない「大切なモノ」を見直す

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