公共財団法人 味の素食の文化センター

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  • 店名:甲子屋きのえねや(推定)
  • 立地:隅田川 真崎すみだがわ まつさき
  • 役名:大黒屋惣六そうろく
  • 名題:碁太平記白石噺ごたいへいき しろいしばなし
  • 役者:初代松本錦升きんしょう(前六代目松本幸四郎)
  • 絵師:豊国三代・広重初代
  • 改印:「丑正」「浜」「馬込」(嘉永6年1月)
  • 刊行年月:嘉永6年1月

解説

『碁太平記白石噺』に登場する「惣ろく」は、吉原の「大黒屋惣六」である。料亭「甲子屋」に「大黒屋」を見立てる。大黒様のお使い姫は「白鼠」である。つまり甲子きのえねの日の夜に大黒天を祭る「甲子待ち」に拠っている。名物「豆腐料理」も「白」で、奥州「白石しろいし」、「白鼠」にも掛かる。

管理No.:340

関連タグ:
料理・調理・料理屋・食事・宴会