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〔子福長者〕
- 絵師:歌川豊国(三世)
- 時代:嘉永5年(1852)
解説
五代目市川海老蔵は、七男五女に恵まれ、自ら「子福長者」と名乗る。深川木場の海老蔵の本宅で、書画会に興じる海老蔵らを描いている。「助六」の絵を描くのは長男の八代目団十郎、扇に「牡丹の花」を描くのは五男の三代目河原崎長十郎(9月に初代河原崎権十郎に改名)後の九代目団十郎である。「壽」を海老の形にデザインした「壽の字海老」模様の着物を着ている四人は他の子供たちである。簾の向こうで見えないが、不動尊を祀った豪華な不動堂がある。天保の改革で海老蔵が「贅沢過ぎる」事を理由に「江戸十里四方所払」にあったが、不動堂はその象徴でもある。不動堂を簾で隠して描いたところに、この絵の深さを感じる。
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