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落部村
- 落款:一陽齋写
- 時代:未弐改(明治4年2月改)
- 判・種類:大判 錦絵 竪
- 版元:甘泉堂版
解説
備考
「落部村と云は渡島の國なる茅部郡に在て従箱館十七里斗常に昆布にしんくさへの魚また鹿熊なと 取て世わたりなしける里なるに今は此辺りまてもか しこき御方へいらせられ御済度なし玉子と聞て 北海道人 いさなとり獣とりくふえミしらも仏の法に逢ふそかしこき」
※枚揃の1枚
※シリーズ名なし。テーマは明治2年7月、東本願寺の現如法嗣が教化のため北海道に渡った折の物。30枚存在することが報告されている。(『近世錦絵世相史』明治20年の箇所)画家名は同文献に一陽斎豊国とあり、四代豊国か。なお、初版は「東本願寺」が出版し、後に甘泉堂に払い下げた可能性が高い。
執筆者:木村八重子
執筆年:平成9(1997)
管理No.:077
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