公共財団法人 味の素食の文化センター

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吾妻源氏辰美之秋月

  • 絵師:二代目歌川国貞
  • 落款:梅蝶楼国貞画
  • 時代:安政3年(極印)
  • 判・種類:大判三枚続錦絵
  • 版元:辻岡屋文助(辻岡屋版)

解説

合巻の挿絵や役者絵・美人画などに巧みであった二代目歌川国貞(のちの四代目歌川豊国)は、幕末から明治初期にかけて『源氏物語』を題材にした浮世絵に力を入れていたが、「吾妻源氏辰美之秋月」もその一つ。隅田川に船を浮かべ、辰巳芸者とともに中秋の名月を楽しんでいる。右図に薄と小菊、月見団子が飾られているのがわかる。

執筆者:宮本祐規子

執筆年:令和2(2020)年

管理No.:156

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