公共財団法人 味の素食の文化センター

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十二月之内 文月 廿六夜待

  • 絵師:3代目歌川豊国
  • 落款:年玉囲みに「豊国画」
  • 時代:安政元年(1854)4月
  • 判・種類:大判錦絵3枚続き
  • 版元:江戸・蔦屋吉蔵

解説

品川遊郭で、7月26日に行われた月待ちの行事(二十六夜待)の様子を描く。右側の女性は前結びの帯で、室内の廊下を上草履うわぞうりで歩いている。これは遊女であることを表している。料理はワタリガニと、煮凝りもしくは煮寄のような、寒天で固めて切ったものか。

執筆者:山下則子

執筆年:平成30年(2018)

管理No.:129

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