第32回 麺の文化史ー起源と伝播をめぐって

2012年12月15日(土) 14:00 ~ 16:00

講師: 国立民族学博物館名誉教授 石毛 直道 氏

締め切り締め切りました
参加費用無料
会  場味の素グループ高輪研修センター会議室(港区高輪3-13-65)


マルコポーロが中国から麺をもちかえり、それがスパゲッティになったといわれるが、それは俗説である。従来、麺類についての研究がなされてきたのは、イタリア、中国、日本に限定されていた。中国とイタリアをつなぐ、研究の空白地帯での現地調査をおこない、さまざまな麺の製法と、その歴史をさぐった結果を紹介する。シルクロードを経由して、コムギ栽培が中国に伝えられると、麺がつくられ、碗と箸を使用して食べるようになった。それがアラブ世界を経由して、イタリアにまで伝播したと考えるのが、わたしの考えである。また、日本の麺文化の歴史についても紹介しよう。