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日向宮崎にて賊将遊興の図

  • 絵 師:楊洲周延
  • 刊行年:明治10年(1877)

「彫工徳」「定價六桟」「上野北大門丁十一番地 画工 橋本直義」「西郷隆盛」「桐野利秋」。左上の枠内に文あり、次のとおり。和漢(わかん)ともに往古(いにしえ)より豪傑(かうけつ)と称(よバ)るゝ者(もの)酒色(しゅしょく)に耽(ふけ)るハ珍(めづ)らしからねど賊の巨魁(きょくわい)西郷隆盛桐野利秋ハ軍務の鬱(うつ)散(せん)ぜんと暇(いとま)ある日ハ打(うち)つれて日向(ひうか)の國宮嵜(くにみやさき)在(ざい)中村の貸座敷に至(いた)り藝(げい)娼妓(しゃうき)を集(あつめ)遊興(ゆうけう)を数度(すど)なせしが官軍(くわんぐん)宮嵜(みやさき)に進入し一隊(いって)の巡査数(す)十名中村なる貸(かし)ざしきへ操(くり)こみ西郷桐野を捕縛(ほはく)せんと八方(はう)を囲みにし隆盛利秋辛くも其場を逃れしとそ。篠田仙果記。
 

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