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木曾街道六十九次之内 守山 達磨大師

  • 絵 師:歌川国芳
  • 刊行年:嘉永5年(1852)

木曾街道の69宿場に、始点と終点の日本橋と京都を合わせた71図の揃物である。宿場は順に、守山、草津、大津、京都へと続く。この揃物の見所は、各宿場名にちなんだパロディである。達磨大師は中国禅宗の開祖で釈迦から数えて28代目に当るので、「二八そば屋」へやって来た。食べ過ぎて、守(もり)(盛)は山(やま)(売り切れ)になる。麺が壁のように積まれて、「面壁(めんぺき)九年(くねん)」の座禅で手足は退化したはずだが、勘定(かんじょう)は足が出るし、もう麺壁(めんぺき)食えん。

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