Kawara-ban

December, 2013
12月の錦絵

甲子春黄金若餅(きのえねはるこがねのわかもち) 絵 師:歌川豊国(三世) 刊行年:文久3年

5続きの作品の右側2枚に餅搗きの様子が描かれ、左側の3枚には餅を丸めている様子が描かれています。右から市川八百蔵、澤村訥舛、中村芝翫、市村家橘、市川九蔵、河原崎権十郎、嵐吉六・・・江戸では12月も15日を過ぎると、大きな商家では自分の家で餅をつき、一般の民家では菓子屋へ注文したり、餅つき人足に頼んだそうです。(参照:松下幸子著『錦絵が語る江戸の食』)

今月のおすすめ本!

新旧図書の中からスタッフが「これぞ!」というオススメを毎回ご紹介します。
ライブラリー館内では、ポップとともに月替わりで展示中。

「おばあちゃんの台所」

  • 石澤敬子 (著), 和田直美 (写真)
  • mille books(2007/11 刊行)

ポーランドとエストニアの旅を通して知り合ったというおばあちゃんと、おばあちゃんが作る料理や暮らしぶりが多くの写真とともに紹介されています。さりげない日常のひとコマが「絵」になっており、グルメ的なガイドブックとは一線を画している本です。

"Lee Bailey's Portable Food -Great Tasting Food for Entertaining Away from Home"

  • Lee Bailey(著)Clarkson Potter (1996/5刊行)

料理レシピから、ライフスタイルの提唱まで、多くの本を出しているリー・ベイリー。この「持ち寄り料理」のレシピは、ホームペーティーではもちろん、こんな料理を作ってピクニックに持って行きたくなるようなメニューもたくさんあります。

日本全国ローカル缶詰 驚きの逸品36

  • 黒田勇(著) 講談社 (2013/9刊行)

缶詰は進化している!食材のみならず、えっ?と驚く料理までが続々と缶詰になっています。そんな缶詰から「ご当地モノ」を厳選して紹介しているのがこの本。読むとあなたも「お取り寄せ」したくなりますよ。

おせち料理コーナー

  • 『vesta No.27』(味の素 食の文化センター)、『おせち料理と新年のおもてなし 本格レシピをおいしく、上手に!』(主婦と生活社)、『美しいおせちとおもてなし正月料理 本格レシピからスピードレシピまで』(主婦の友社)、『おせち基本帳 伝統の味から簡単おもてなし料理まで』(家の光協会)、『新演出お正月の本 お正月を祝う、お重詰め、盛りつけ、テーブルコーディネート』(紀文食品)、『池波正太郎に届ける「おせち」』(筑摩書房)、『美味しんぼ41/おせち対決』(小学館)、『わくわくお正月とおもち』(農文協)、『お雑煮』(女子栄養大学出版部)

大掃除におせちの準備。寒くて忙しい師走のお正月の準備は気が重くなりがちですが、こんな本を読めば、準備するのも食べるのも楽しみになるかも。おせちや正月に関する本は、当館にまだまだたくさんあります。
*蔵書検索のキーワードに「正月」と入れると、100冊以上ヒットします。

わたしたちが、見たり、聞いたり、食べたことを紹介します。

「祝 和食ユネスコ無形文化遺産」をデザインした房総の太巻き祭りずし。 農林水産省でのセレモニーで提供されたもの(作:千葉伝統郷土料理研究会)をお土産にいただきました。これがまた、おいしい!自分でも作れるようになりたいですね。