Kawara-ban

November, 2013
11月の錦絵

名所江戸百景 虎の門あふい坂(部分) 絵師:歌川広重 刊行年:安政4年

手前右は、太平しっぽくと書かれた屋台。中央奥は二八そばの屋台。江戸では夜鷹蕎麦とも呼ばれ、夕刻から明け方まで営業した。提灯を持っている二人組みは、職人たちが技術の上達を祈願して冬の夜に神社仏閣をお参りする「寒参り」を行っている。

今月のおすすめ本!

新旧図書の中からスタッフが「これぞ!」というオススメを毎回ご紹介します。
ライブラリー館内では、ポップとともに月替わりで展示中。

「敦煌の飲食文化―敦煌歴史文化絵巻」

  • 高 啓安 (著), 高田 時雄・山本 孝子 (翻訳)
  • 東方書店(2013/8 刊行)

東西交流の中継地、敦煌。文書・壁画などの資料から、当時はどのような食材があり、いかに調理されたか、また食習慣や外食など、幅広く取り上げている。シルクロード好きな方にもお勧めの1冊。

Japanese Foodのコーナー

  • 『定本日本料理 様式 愛用版』(主婦の友社)、『和食と日本文化 日本料理の社会史』(小学館)、『懐石料理の知恵』(筑摩書房)、『四條司家直伝 日本料理作法』(小学館)、他

10月22日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に推薦していた「和食」について、事前審査をするユネスコの補助機関が「登録」を勧告したことが発表されました。いまこそ、あらためて自分たちの「食」を知る良い機会ではないでしょうか。

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回転寿司の本コーナー

  • 『ご当地直送!絶品回転寿司 首都圏版 東京・神奈川・千葉・静岡ほか』(TokyoWalker/特別編集)、『銚子丸の心意気 日本初「グルメ回転寿司」誕生の軌跡』(PHP研究所)、『すしネタがいっぱい! 回転ずしまるわかり事典』(PHP研究所)、『お寿司、地球を廻る』(光文社新書)、他

11月22日は、回転寿司の日。発祥は1958年、大阪の「元禄寿司」です。1970年の大阪万博にも出店し、一躍人気となりました。今や日本食ブームの海外でも大人気。世界に誇れる回転寿司について楽しく知るコーナーを作ってみました。

対訳本コーナー

  • 『オールカラー英語でつくる和食 完全版 日本の伝統料理と食文化を英語で伝える』(ナツメ社)、『カラー版 英語でつくる和食 食の歳時記』(ナツメ社)、『英語でかんたん和食 Japanese Home Cooking with Master Chef MURATA』(講談社インターナショナル)、『栗原はるみ Your Japanese Kitchen 1』(日本放送出版協会)、『英語で紹介する寿司ハンドブック』(ナツメ社)、『外国人に自慢したいニッポンの食 食べもの文化史』(優しい食卓)、他

日本の食文化・料理を日・英対訳で書かれた本を中心に、それ以外の地域・言語での対訳本もご紹介。この日本語は英語でどう表現するのか、どのようなポイントで紹介しているのかが参考になります。

わたしたちが、見たり、聞いたり、食べたことを紹介します。

臭豆腐/チョードーフ(雲南省・通海の市場で) ワラをしいた木の箱から取り出したばかりの、ホヤホヤ、いやフワフワの臭豆腐。白カビさんでしょうか?揚げたり、焼いたりがポピュラーですが、食べる時にフワフワさんはありません。臭豆腐は中国で広く見られますが、作り方は地方によって違うそうです。