Kawara-ban

September, 2017

わたしたちが、見たり、聞いたり、食べたことを紹介します。

江戸の料理本から再現された料理(日本橋三越本店~10月3日)

国文研とのコラボ企画として、江戸の料理書からセレクトして作った再現料理。たとえば『守貞謾稿』の<幕の内><早すし><半平><蒲の穂焼き>、『万宝料理秘密箱』の<卵山吹蒲鉾><源氏卵><大苞卵><糟漬卵><長崎鳥田がく>、『豆腐百珍』<よせ豆腐>などなど。食べてみましたが、どれも美味しい!「江戸」や「歴メシ」に関心のある方、ぜひお試し下さい(財団facebook
でもご紹介)。

今月のおすすめ本!

新旧図書の中からスタッフが「これぞ!」というオススメを毎回ご紹介します。
ライブラリー館内では、ポップとともに月替わりで展示中。

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<新刊図書から>

野瀬泰申(著)『食は「県民性」では語れない』角川書店 2017年8月刊行

「B1―グランプリ」の紹介で著者をご存じの方も多いと思います。本書では、膨大な調査・分析をもとに、日本各地の食べもの・食べ方やその背景などが、分かり易くまとめられています。食文化について、つい簡単に県民性で決めつけやすいですが、要注意!思いもしなかった分布や境界線があります。また、その理由もビックリ。食の文化は奥深い!これまでのイメージが覆されます。そしてまた、食べもの文化の楽しさに気づかされます。

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<新刊図書から>

遠藤雅司(著)『歴メシ!』柏書房 2017年8月刊行

古代メソポタミアからビスマルクの時代まで、8時代40品の料理を紹介した1冊。ガイウス・ユリウス・カエサル、レオナルド・ダ・ヴィンチなどの人物と絡めたレシピという点もポイントですが、今ではその地域で当たり前に使われている食材や香辛料・調味料が当時はなかったということがわかるのも興味深いです。

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<新刊図書から>

斧屋(著)『パフェ123本を食べて考えた 東京パフェ学』学校法人文化学園文化出版局 2015年刊行

みなさん、パフェはお好きですか?大好きという方も、量が多すぎて苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか。パフェは、特別なデザートで「よし、食べるぞ」と決意してから頼むような、不思議な存在感のある食べ物だと思うのです。 この本では、パフェとは、エンターテイメントであると考える著者が、独自のパフェ観を展開しています。写真やイラストが多く掲載されており、見ているだけでも楽しめる一冊です。