Kawara-ban

August, 2017

わたしたちが、見たり、聞いたり、食べたことを紹介します。

広州の水産市場

朝の市場は水揚げした魚介類の上げ下ろしでごったがえしています。ちょっと落ち着いたら、一般客向けの販売ディスプレイの準備が始まります。おなじみのものもあれば、はじめてみるものもたくさんあります。

今月のおすすめ本!

新旧図書の中からスタッフが「これぞ!」というオススメを毎回ご紹介します。
ライブラリー館内では、ポップとともに月替わりで展示中。

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<新刊図書から>

花園大学文学部(監)、安永祖堂(編)、松田隆行(編)『三国伝来 仏の教えを味わう―インド・中国・日本の仏教と「食」』臨川書店 2017年6月刊行

この本は、ブッダがどんな食生活をしたのか?お坊さんたちのたべものは?そのルールや作法はどういう意味があるのか?そしてその中に込められた教えとは?などが紹介されています。日ごろ何となく頂戴している食事ですが、味わい方が変わるかもしれません。

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<新刊図書から>

フードライター、アナスタシア・マークス・デ・サルセド(著)『戦争がつくった現代の食卓―軍と加工食品の知られざる関係』白揚社 2017年7月刊行(原題:Combat-Ready Kitchen: How the U.S. Military Shapes the Way You Eat)

レーション(戦闘糧食)というと特殊な食べ物のイメージがありますが、缶詰をはじめ、常温でも長期保存可能な、普段よく見かける食品も少なくありません。食べものそのものだけでなく、パッケージなども含め、戦争や軍隊がこのような食品の発展にいかに寄与してきたかが詳細に書かれています。

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<新刊図書から>

ジャン=フランソワ・マレ(著)『世界の屋台メシ』グラフィック社 2017年6月刊行

シェフから写真家に転向した著者が10年の歳月をかけて撮った25か国の屋台料理(street food)1500枚からなる写真集(120のレシピ付)。屋台だけでなく、持ち帰りできる料理も含まれており、その地域の「ソウルフード」とリアルな生活の一コマが見えてくる。日本は何が取り上げられているかは、見てのお楽しみ。