Kawara-ban

September, 2016

わたしたちが、見たり、聞いたり、食べたことを紹介します。

滋賀の押寿司

先日、手作りの押寿司を試食させていただきました。作ってくださったのが滋賀の食事文化研究会の先生。枝豆・しいたけ・錦糸卵・ニンジン・梅酢で漬けたチョロギが上に乗っていますが、さらに味付け牛肉もサンドされています。滋賀県内でも地域によって<こけら寿司><ひとかわ寿司>と呼び名が違うそうです。米一升 & 重石25kgで作ったゴージャスな寿司のお味は、豪華な見た目通りの格別な美味しさでした。

今月のおすすめ本!

新旧図書の中からスタッフが「これぞ!」というオススメを毎回ご紹介します。
ライブラリー館内では、ポップとともに月替わりで展示中。

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<新刊図書から>

柄本三代子『リスクを食べる』青弓社 2016年7月刊行

現代における食の安全・安心は、即ち,健康をめぐるリスクや不安と言い換えることもできます。つまり、人々は、科学的リテラシーに基いて、何らかの健康をめぐるリスクや不安を避けるために、食べたり食べなかったりするのです。社会学者である著者は、食と健康を取り囲む社会的・経済的・政治的な背景を解きほぐし、健康食品や食品の機能性表示などのリテラシーとディスコミュニケーションにおける課題を提起しており、有機農業など食と農をめぐる新たな切り口での提言も含め、今後の展開に期待が持てます。

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<新刊図書から>

矢澤一良(監)『日本食およびその素材の健康機能性開発』シーエムシー出版 2016年5月刊行

「日本食は健康的」とよく言われますが、ヘルシーなイメージだけではなく、きちんとしたデータが欲しい!という方におススメなのがこの本。日本食と米国食との比較や、過去と現在の日本食の比較なども踏まえた上で、素材別・加工食品別の機能が紹介されています。個人ではなかなか手が出ない本。ぜひ図書館でご覧下さい。

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<芸術の秋>

秋の夜長、月の光に照らされながら「食」と「美」の融合を感じてみませんか。

林綾野『画家の食卓』講談社 2013年2月刊行
今田美奈子『貴婦人が愛した食卓芸術』角川書店 2001年10月刊行
山本ゆりこ『芸術家が愛したスイーツ』ブロンズ新社 2012年11月刊行