Kawara-ban

March, 2017

わたしたちが、見たり、聞いたり、食べたことを紹介します。

ユダヤの春の祝祭のお菓子

NYへ出張された方から頂いたお土産。 左の三角の方がHamantashe(ハマンタッシュ/ハマンタッシェン)。東欧系ユダヤ人の移民たちがPurim(プーリーム)という春の祝祭で食べるお菓子だそうで、これはウクライナ系移民が創業者である老舗スーパー、Zabar’s(ゼイバーズ)で購入したそうです。 ケシの実やジャムが入っていて、素朴ながらおいしいお菓子です。

今月のおすすめ本!

新旧図書の中からスタッフが「これぞ!」というオススメを毎回ご紹介します。
ライブラリー館内では、ポップとともに月替わりで展示中。

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<新刊図書から>

JTAAジャパンテーブルアーチスト協会(著)『日本の美しい食卓歳時記:お正月の習わし・全国のお雑煮から、五節句の伝統行事とその食卓演出まで』誠文堂新光社 2017年1月刊行

テーブルコーディネートを中心に食環境トータルプロデューサーとして、2015年ミラノ国際博覧会でも「お正月に見る日本の食文化」をテーマに世界へ日本の伝統的な食・暮らし方を発信した著者が、四季折々の行事や食文化を季節に因み彩り豊かにコーディネートされたテーブル・セッティングの写真と共に紹介する。読者が外国人へ紹介することを想定して英訳が掲載されているのもうれしい。

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<新刊図書から>

片野優・須貝典子(著)『料理でわかるヨーロッパ各国気質』 実務教育出版 2016年9月刊行

ウィーンでお過ごしの日本人ご夫婦がヨーロッパ20か国の料理からみた国民性を独自の視点で診断されたもの。幅広い取材体験や歴史的文献・資料などをもとに、気候風土や歴史的な背景などの関係も丁寧に掘り起こし、紹介されている。「なるほど」と頷かされるところや「そうだったのか!」と気付かされるところ満載。この一冊で、欧州20か国の各地を歩き回り、地域の人々とふれあい、一緒にレストラン料理や田舎料理などを食べ尽くした気分になれるかも知れません。

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<新刊図書から>

畑中三応子(著)『カリスマフード-肉・乳・米と日本人』 春秋社 2017年1月刊行

日本の食の流行を分析してこられた畑中三応子さんの新刊。明治維新以降、肉・牛乳・米は、さまざまな社会事情や健康信仰と関わり日本人の食生活に変化をもたらしてきました。冷静かつドラマチックにその歴史が伝えられます。
当財団では昨年、畑中さんに健康言説に関わるエッセイを『vesta』No.102に書いていただきました。話題となった健康関連本のページからは時代の気分が見えてきそうです。

ちまたの食のイベント・情報

目に付いたものをスタッフの独断と偏見でピックアップしています。

<展示>
大森 海苔のふるさと館 企画展「写真で語る海苔づくりの一年」(2016/11/22~4/16)

<面白サイト>
一般社団法人和食文化国民会議
変わる食 変わる家族
立命館大学 国際食文化研究センター